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RAIN第二号

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小樽を代表する作家、小林多喜二と伊藤整は101年前に小樽で同人誌を発行していました。
100年後の小樽で、誰も同人誌を発行してないなんて寂しい。小樽は、これからも芸術に溢れる町であり続けてほしい。そんな想いに共感してくれた仲間と、同人誌を作りました。

【小樽市内在住の方は、タルシェ、運河プラザ喫茶でお買い求めください。】

RAIN創刊号は2022年3月15日に出版し、7名の作家による作品と4名によるコラムを掲載しました。今回はその第二弾です。

〔芸術の灯を燃やせ〕
 小樽の歴史を伝えてきた最後の艀が令和2年に解体。北海製罐小樽工場第3倉庫も、解体のニュースが報じられてから市民運動が高まり、小樽市への無償譲渡が決定。市政100年が過ぎ、小樽運河誕生100年が過ぎ去り、いま新たに小樽の未来が試されようとしています。
 一方で、建物などは目で追えますが、形を持たない文学や芸術の魂が消えかけたとき、それを知る術がありません。小樽の芸術の灯を消してはいけない。これが何かのきっかけになることを願っています。

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